特殊組立工法

近藤鉄筋では様々な特殊工法により、悪条件での施工や工期の短縮・省力化・人件費削減に貢献しています。
逆打ち工法
逆打ち工法とは
1階の床を先行で造り 上部階を引き続き建てると同時に地下階を掘りながら順次地下1階、地下2階と下に造っていく工法です。一般的には、地下躯体は根切りを完了したあと、下から上へと順に構築していきますが、コンクリート工事を上から下へと進めることから『逆打ち(さかうち)』と呼ばれます。従来の山留め工法に比べて、地盤をあまり緩めることなく、順次躯体を支えにして掘削を行えるので、安定した地下工事が行えます。その一方、上部躯体に関しては、早い時期に構築される1階の床スラブから、地下躯体と併行して作業が行えるので、全体工期の短縮も図れます。
お客様のメリット
本設の床梁を切梁支保工として使用する為、地下工事の施工が安全で、周辺地盤への影響(地盤変状)が少ないことが特徴です。地下工事と地上工事を併行して進めることが出来る為、工期短縮が図れます。1F床梁を作業床として利用できる為、周辺環境への影響(騒音、粉塵)を制御することができます。




先組工法
先組工法とは
鉄筋先組工法は、予め柱・梁等のユニットを作り込み、張り付けていくので工期短縮が図れます。お客様のメリット
鉄筋継手に機械式を使用する事により、天候に左右されず施工ができます。それによって、組立作業の工業化は、人員を平準化することができ、建設コストを抑えることができます。また、作業性の良い場所で安全に鉄筋組立作業を行うことができるとともに、足場等の仮設材を低減する事が可能となります。
さらに、現場敷地のヤードがない場合においても、工場にてユニットを製作し、突貫工事に対応するとともに、現場の安全・品質を確保します。


